2016 7~9月TVドラマ回顧

2016 7~9月TVドラマ回顧

星は★★★がGREAT!!!で、
★★2個以上はGOOD!
★なし、★1個はもうちっとだね!
☆はおまけ!

■営業部長 吉良奈津子(CX)
主演:松嶋菜々子

今節、期待していたのがコレ。
だから「裏切られた」とは言いたくない。
「あきれた」の方が適切。

で、最終回を見逃す不始末。
無料の見逃し配信も期限切れでスルー。
親切なブログでストーリーのみ確認した。

まっ、その程度でオッケーのドラマ。
美女と野獣」に「昼顔」、「半沢直樹」を
グチョグチョにしたテイスト。
気が抜けて冷えてない甘いだけのレモンサワー。

結婚特需のバラエティタレントで視聴率アップを少々狙う。
学芸会レベルのお笑タレントを使って制作費を少々押さえる。
そういうところがコスっからしい。

毎回毎回、スカッとしない展開。
「ホテルのバーで部屋のカギ渡す」って、
ありぇねぇ~ぜの昭和パロディ!

ここまで揃うとある意味凄いが…
(★なし)

■水族館ガール(NHK)
主演:松岡茉優桐谷健太

リオオリンピックが被って、放送日が迷走。
何回が見逃したが、再放送も多くて追いついた。

ドラマの舞台が水族館ということで、
そこが楽しく見れたポイント。

物語は親子関係、恋愛、友情、仕事の悩み…
「アリアリ」の青春ドラマ。

しかしだ、NHK。
仕事と称し漫画を読みふけり、
勢いだけで企画会議にかけOKが出る。
なんの工夫もない脚本が仕上がり、
演出らしい演出もなく連ドラ一本上がり。
そんな仕事環境を思い浮かべてしてしまう。
あくまで想像ですが…

(★ひとつ/初主演の松岡茉優の笑顔と元気に!)


時をかける少女(日テレ)
主演:黒島結菜

元ネタは古くて、筒井康隆の小説。
映画、アニメ、ドラマと何度も作られている。

ベースがSFである以上、
タイムトラベルの扱いがポイントで、
違和感なく見せられるかがまず大事。
その点では100点。

だが!だが!だが!
キャスティングのジャニタレが最悪。
イケてないアホまるだしのシコメ顔。
カレシ役なのに感情移入できない。

物語も冴えない。
時空を超えることで何が起きるか?
ドラマで言うなら「プロポーズ大作戦」のような
「せつない感」がもっと欲しかった。

(★ひとつ/黒島結菜の笑顔と弾けぶりに!)

仰げば尊し(TBS)
主演:寺尾聰

1回目の放送から、
主人公の先生、寺尾聰の「死」が確定!
回想のト書きから泣かせてくれる。

実話ベースの教師もの、チームでやる吹奏楽
不良達の再生、等々…真っ直ぐの直球ドラマ。
「日曜劇場」ってこうだよねっていう感じ。

(★★☆不良5人が特に良かった)