2016 4~6月TVドラマ回顧

2016 4~6月TVドラマ回顧

星は★★★がGREAT!!!で、
★★2個以上はGOOD!
★なし、★1個はもうちっとだね!
☆はおまけ!

■99.9 (TBS)
主演:松本潤

HERO(CX)とドクターX(テレ朝)をブレンド
半沢直樹(TBS)を数滴たらしてシェイク、
最後にTRIC(テレ朝)をトッピングすると、
「99.9カクテル」の出来上がり!

なかなか美味だが、スペシャルじゃない。
期待しなければ、それなり。
(★☆香川照之の貢献度絶大!)

重版出来!(TBS)
主演:黒木華
今クールのナンバー1。
回によって出来にバラツキはあったけど、
集めた役者陣がハツラツ=◎です。

もちろん主役、黒木華の「がんばり」に一票。
黒木が演じる役は大学柔道部出身のゲンキ娘。
新卒で出版社に入り、コミックの編集者に。
最初のうちは、日体大卒の土屋太鳳にピッタリの役じゃん!
…って思って見ていたのだが、
終わってみれば、
黒木の「元気」&「泣き顔」の方が、
ドロくさくて似合っていたね。
(★★☆満点までひと息)

■ゆとりですがなにか(日テレ)
主演:岡田将生/松坂桃李/柳楽優弥/安藤サクラ

脚本がクドカンだから、当然期待。
内容は、ゆとり世代の主人公達が、
恋と仕事を通して成長していく「青春ドラマ」。

フツーの人達をフツーに描いたらドラマにならないんで、
過激な言葉や極端な行動が飛び交う。
そして現実世界のようでそうでない…
軽いノリの青春コメディ。

中心となる男女4人だけじゃなく、
脇を固める相当の人達まで書き込まれていて、それぞれ魅力的。
さすがだよな~と思いながら最終回まで楽しんだけど、
もう一度見たいとは思わない。
もっとぶっとんでいて良かったかも…
(★☆一番魅力的だったのは柳楽優弥クンでした)

トットてれび (NHK)
主演:満島ひかり

黒柳徹子の半生を満島ひかりが演ずる。
今期、最大の話題作。
満島ひかりの演技、凄すぎ。
(★★☆渥美さんの回が良かった)

■昼のセント酒 (テレ東)
主演:戸次重幸

広告代理店に勤める主人公が昼にサボって銭湯へ。
毎回違う銭湯、街が舞台になる。

主人公の植木等的なお気楽ぶりが楽しい。
怖い女上司(八木亜希子)もいい。

でも、この番組の最大のウリは
「風呂上りのビールは旨し!」
これに尽きるのでは。

だから、ジジイの汚い尻と、
ゲストトークのある「銭湯シーン」は早送り!

(★寂れた風の沼津の銭湯が良かった)

[おまけ]

日テレの大人無視がますます加速。
「お迎えデス。」「世界一難しい恋」は、
子供向けドラマと決め付けた作り。
大人ってバカにされてるのね。
だから1回目だけお付き合い、こちらも無視。

フジも絶望的状況は変わらない。
「ラヴソング」「僕のヤバイ妻」。
それぞれ音楽モノ/サスペンスをなめ切った作り。
この2局は重症。