ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー/山田詠美

ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー 山田詠美著/角川書店

リタイア3連発の2本目。
この本は直木賞受賞作(とはいってももう20年近く昔)。
たまたまNHKの番組で取り上げていたので借りてみた。
(編集者と作家の密な関係を描いた番組だった)

舞台はアメリカ、登場人物もアチラ、カタカナ人名だがすんなりと物語に入れた。
短編集で、ポンポンポンと3篇ぐらいは読んだが、その先にはどうにも進まない。

外人の奔放なセックス・恋愛にいまさら勃起はしない。
日本人がそれを表現することに意味も感じられない。
今の俺にも、おそらく20年前の俺にとっても。

それでも当時は色ボケ選者に支持を受けたのだろう、
時代を映した直木賞受賞作の運命なのか、
今では腐臭が・・・

●完走率30%