万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-

万能鑑定士Q (モナ・リザの瞳)

シリーズ最高傑作と宣伝コピーには謳われているが、
シリーズそのものを知らないのは俺のせいか…

綾瀬はるか演ずる鑑定士Qが活躍するミステリー。
40年振りにモナ・リザが日本にやってくるという設定。
で、ルーブル美術館協力なんだから凄いというしかない。

前口上盛んでも、今までハズレいっぱい見たから、
基本はニュートラルなスタンスで鑑賞。

結論。
ヒドイというか、もったいない。
脚本のツメ甘すぎ。大人の鑑賞に堪えられない。
日テレの子供向けミステリーと同程度のデキ。

12枚の絵から1枚の絵を当てるトリックは、
マジックに詳しくないオレだって分かる単純なトランプトリック。
スーパー鑑定士がひっかかる内容じゃない。

モナリザが燃えるシーンもしつこいほど長いし、
(どうせ偽なんだから早く燃えちまいな!)
ラストシーンの迫力ない大アマ展開はなんぞや?

松坂桃李が演じる記者は自費出張でフランス。
肝心の記事には触れないって、あまりに悲しい。
ラブストーリーにもなってないし、
存在感のないヘラヘラチャラ男クン扱い。
主人公以外のキャラが立たない作品。

いいとこを無理やり探す…
綾瀬はるかの回想・高校生シーン。
堂々やってて違和感なし!
(★なし)