向日町記念 村上義弘「地元V」

向日町記念 村上義弘「地元V」

村上兄弟が1-2。最高の結果を地元で出した。
4日間笑顔のない村上義が、たかが(彼にとっては)記念で勝って泣いた。
炎の男、村上義弘の「想い」の深さはハンパじゃなかった。
向日町競輪が危ういこともあり、「見せるレース」だけではなく結果を望んだ。
表彰式に兄弟揃ってカートに乗って出てきて、号泣。
最後は満面の笑みでカートで退場、胴上げで締めくくり。
車券は取れなかったが、いいもん見せてもらった。
競輪は、こうでなきゃ…!!

■決勝周回中

←新田祐-高木 平原-神山 村上義-村上博-酒井 浅井-山口幸

村上兄弟に酒井が加わり、京都が3人。
この1車も結果を見れば大きかったはず。
同じ京都の西谷や、近畿の松岡健介のがんばりのおかげもある。
巡り巡って酒井は決勝までたどり着いたからだ。

赤板から浅井が上昇、継いで村上も。
新田祐はヨコが強いわけでなく、そのまま下げた。
このためスンナリ浅井が逃げて、村上は絶好の3番手。
平原は6番手を新田の外並走。

そこから怒涛の捲くりを放つ平原。
先捲くり村上との壮絶な捲くり合い。
平原は前を行く村上兄に一発、弟に一発くらい5着まで。
村上博は、外に内にブロック、兄の優勝を手助け。

①村上義②村上博③は上手く切り替えた高木で3連単1万9950円

俺の車券は、逃げるのは平原か、村上、もしくは叩き合いと想定でハズレ。
人気は平原からだったが、浅井=神山から流し。
まさかの浅井「逃げ」をまったく考えていなかった。
作戦ではないだろうが、中部-近畿の連携があったとして不思議ない。
浅井の気持ちに、
「実力最上位の平原よりは、村上に取らせたい」とあったとしても不思議ない。

4日間
初日  4-2勝
2日目 4-0勝
3日目 4-2勝
4日目 5-1勝
最終日は栗田からの車券だけだったが、4日間トータルでチャラ。
ただ、穴を開け続けた、菅原晃の車券を買い続け、
1回も取れていないのが悔しいところだ。

今開催の注目選手は、
本領発揮の金メダリスト、向日町の西谷岳文と、
愛知の怪物、96期、20歳の深谷知広。
この2人。
西谷は、いよいよ…だし、深谷のスケール感は相当だ。

万作本日の酒量:ゼロ予定