高松宮杯 優勝-平原康太

高松宮杯 優勝-平原康太

ほとんど1ヶ月ぶりのUP!

■周回中

山崎-晴智 武田-平原-阿部-諸橋 浅井-小嶋-南

前日まで、浅井はまったく先行できずにライン全滅。
初日に永井と吉田、準決では慎平もケツで散る。
「中部の結束」を見せることなく、自分だけが勝ち残ってしまった。
いくら心臓が強くても、決勝は行かざるをえなくなった。
幸い浅井の後ろを回る機会のなかった小嶋が生き残っていた。

浅井は…共同通信社杯で永井を優勝に導いたように「小嶋さんに…」だろう。
他のラインは浅井をスンナリ行かせぬための戦いとなる。
誰がインで粘るか? 強引に叩くのか?

■4月 共同通信社杯 優勝は永井 周回中

石丸-井上 伏見-斉藤登 平原-武田 浅井-永井-坂上

4月のことだ、オレが覚えているくらいだから、選手もイメージあるはず。
ここも行くしかない浅井。中部の二段掛けだ。
赤板で上昇する浅井、以下東北勢、平原-武田、石丸-井上。
一本棒のまま最終バック石丸が強引に捲くるも3コーナーまで。
永井が頭で、坂上、伏見と4コーナーを回った順に決着。
平原は何も出来ずバック8番手から6着、武田は5着。

今まで何度、特別の決勝で平原の不発を見ただろう。
後ろが神山でも、武田でも行かぬ。

武田はGⅠを自力で奪取した余裕もある。
ここは前。展開悪くても見せ場は作る。平原に手本を見せる。
そうなればインでは粘らない。
早めに動く浅井を強引にでもねじ伏せる戦いに持ち込むだろう。
浅井-小嶋の二段掛けでは、誰も抜けぬ。

レースはゴチャ付く。
浅井の上昇だが、スンナリ前に出ない(いつものこと)。
山崎がインで粘り番手。小嶋は下げて4番手。
最終ホーム、一気に武田が叩く。
「先行の番手が一番強い選手じゃ、ここしかないでしょ」
山崎を楽に勝たせる戦いにはさせない。
もちろん番手が小嶋だったとしてもだ。
戦う前から武田の腹は決まっていた。
■最終バック

武田-平原 浅井 阿部-諸橋 山崎-晴智 小嶋-南

平原だけでなく、浅井にもチャンスが。
山崎は一端下げて、捲くり。脚は残っている。
ゴール前、僅差で平原-山崎-浅井。

オレの車券は、平原-阿部=山崎と阿部-平原-山崎/諸橋
武田が前を回ると言った時点で、浅井を叩くに決定。
読みは当たったが車券はハズれ。
阿部、諸橋はいい動きをしていただけに残念。
大舞台の決勝では場数も大事だ。

今開催の注目は佐藤慎、金子貴。
石丸や荒井は昨年の勢いがない。
木暮はまったく自分の競争が出来ず。
体調も思わしくないのでは…

万作本日の酒量:ワイン少し