西武園FⅠ決勝 1着-深澤伸介

西武園サントリーカップ前節。
親王杯でいい走りをしていた浅井康太。
400バンクといっても先行有利なバンクなだけに3連勝で終わるかと見ていた。

決勝レースは矢口啓一郎ラインが4車、浅井ラインが4車、単騎の深澤。
矢口は近況、徹底先行から「捲くり」含み。
ただレース格が上がると、捲くりでの成績はイマイチ。
親王杯の時も逃げると着を残せるが、捲くりに回ると惨敗。

前を取ったのは浅井ライン。矢口は赤板で上昇して併走。
ジャンでインの浅井に突っ張られると下げて最終バック捲くるも、不発8着。
絶好調の浅井相手ではねぇ、地元を引き連れて意気地のない組み立て。
浅井の外併走で勝てる訳ないが、それでも見せ場よ、見せ場。
客を喜ばしてくれ~。

逆にレースを盛り上げたのが有言実行の深澤。
「決勝だから何でもする」と言っていたが、顔見世は単騎。
狙うのは先行ラインの番手しかないが、
ジャン後の4コーナーで浅井ラインのインを付いた。
同期香川との番手争いに勝って、最終バックは浅井-深沢-香川。
ゴール前は渾身のハンドル投げで「微差」での勝利。

そういえば、準決勝も矢口の一人逃げ、ケツ競りを、
後方から追い上げて番手を奪取。冷静なレースぶり。
ちょっと覚えておこうっと…
手島の1期後輩だけど、顔も似てるし、遅咲きかもね。

万作本日の酒量:ビール1本