楽天VSヤクルト

日本のプロ野球を見なくなってずいぶん経つ。
野茂が、イチローが、松井が大リーグに行ったせいもあったが、
日本のプロ野球にヘトヘトになるほど飽きていた。
特にテレビ解説者のくだらん話とやたら煩いアナウンサー。
球場での鳴り物団体応援と閉塞感のあるドーム球場。
よってたかって日本の野球をつまらなくしてる経営者達。
選手達にはなんの罪もないのだが。

でも…
今、楽天の試合が面白い。
高卒ルーキー田中の初登板、降板して悔しがる姿にはゾクっとした。
俺の中で、何かスイッチが入ったような気がしていた。
おそらくだが、楽天の他の選手達にも影響があったのだろう。
ただただ野球にひたむきな田中の姿に。

今日の交流戦、その田中はゼツ不調…
３回途中２点失点も、回復の兆しなしと野村から強制降板宣告。
２点だからと甘やかさないのが楽天の「ヤル気」、野村の眼力か。

対するヤクルト先発、石井も大リーグ時代とは違う粘りのピッチング。
どうも田中のピッチングが触れるもの皆熱くさせているとしか思えない。
連敗中のヤクルトは高津へのリレーでやはり必死だ。

楽天１点リードで迎えた９回表ツーアウトからのヤクルト、
あと一人というところで、ラミレスの起死回生の逆転２ラン、
抑えの福森はベンチに戻ったあとで悔し涙（に見えた）。

楽天、気迫が違う。１０回裏、２アウト２塁から、
チームキャプテン（とはいっても先発から外された）の高須が執念のセンター前ヒット。
絵に描いたようなサヨナラ。

本日夕方からズーっと酒飲んでいる俺は、お涙ちょうだい。
こんな試合をやられたら、牛タン＋野球で仙台へウズウズ！

万作本日の酒量：日本酒いっぱい＆ウイスキー