西武園 決勝 平原地元V

西武園 決勝 平原地元V

今年の記念レースはやたらと地元のがんばりが目に付く。
準決には平原、藤田を筆頭に埼玉勢が8人も勝ちあがっていた。

さて決勝
藤田-平原-岩津
武田-神山雄-高谷
稲垣-山田裕-山口幸
本来なら平原、武田で並びたいところだが、岩津がいるため3分戦となった。
別戦勝負だが、武田が平原の地元で彼らのジャマになる動きは絶対しない。
ひとつのチームと考えれば、稲垣の選択肢は少ない。
■周回中

←武田-神山雄-高谷 稲垣-山田裕-山口幸 藤田-平原-岩津

赤板ホームから藤田が早めに上昇、その外を稲垣が追い上げ、
ジャンからレースが激しく動きだした。
ホームではダッシュに勝る稲垣が主導権を奪い、藤田はインに詰まる。
そこをすかさず武田がホームから早めの発進。
最終バックでは山田裕がタイミングジャストの番手捲くり。
外の武田は苦しくなる。

俺の車券は3連単
①山田-②③山口=②③平原と、
①山田-②山口-③岩津/武田/神山/高谷、
2車単が①山口-②山田
準決勝でバック8番手から自力で2着に届いた山田の動きを見て、勝負した。
もちろん稲垣を信じての車券だ。

これは…とれるかと一瞬思ったが、
バック8番手から捲くった平原、モノが違った。
2着には山田を差した山口
①平原②山口③岩津④神山⑤山田⑥高谷⑦藤田⑧武田⑨稲垣
車単3370円/3連単1万3990円

展開は超ハイペース。山田裕も追走とはいえ、力を使う。
武田の仕掛けの早い捲くりに合わせた発進は、さすがに厳しかったハズ。

「勝負どころで行けた。力を出し切る競争ができた」と稲垣。
どんな時にでも力を出す、村上義の背中を見ている。
今日の相手に、最大限出きる仕事はした。
藤田は大ギヤ、かかる前に叩ききるしか選択肢はなかっただろう。

車券はハズれたが、こういうレースは悔しくない。
9着稲垣、8着武田に頭が下がる想いだ。

万作昨晩の酒量:久しぶりの朝までコース