静岡記念(GⅢ)

静岡記念、気にはなっていたのだが、忙しくてスルー。
地元の新田が1・1・1・1の完全優勝だというのでチェックした。
競馬と違って競輪は簡単にレースを振り返れるのが良いなぁ~、
もう明け方5時だというのに、焼酎を飲みながら観戦。

新田は初日、2日目と好位置から、なんなく捲くり。
3日目準決も格の違い。先行勢が競い合うカッコになれば、楽々ひと捲くり。
決勝。いつもならここで自力、
それまでの競争がウソのようにコケルのだが、
今回は単騎の村上に前をまかせた。

最終ホームに入る前

←藤田-長塚-浦川-渡部 ←村上-新田-望月 ←小嶋-山口

いやー、キップがいいぞ、村上。
最終ホームで、早くも徹底先行の藤田を追い上げる。
新田、最終バックで村上を捨て先捲くり。

        ←小嶋-山口

      ←新田-望月

    ←村上

←藤田-長塚-浦川-渡部

長塚、経験不足。気づかないのか出れないのか発進するタイミングを逸す。
3コーナーは団子だったが、結果 新田→小島で10.9倍。
小嶋→山口(4.4倍)、小嶋→新田(9.5倍)に続き3番人気だった。
まぁ、地元でも信用ちょい薄。

う~ん、いいもんを見た感じ。
新田のためじゃぁない、地元選手のために身を捨てて駆けるなんざぁ、なかなか…。
村上もな、調子悪いしなぁ、ここは覚悟の憤死。
「三番手の望月さんにもチャンスのあるレースを・・・」だと。
恩返しなんて期待しちゃいないだろう。
足を運んでくれた競輪ファンのために駆けたのだ。

競輪選手は博打のコマだし、自営業。
人のふところのためでなく、自分の金、目指して走る。
でも、それだけじゃ、もたんよね。たぶん。
良い寝酒になった。

万作本日の酒量:焼酎3杯