世界報道写真展2006

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仕事の空き時間に何気なくよった写真展。
入ってすぐ左側に、目を惹きつけて離さない作品が1点。
(チケットの写真:大賞受賞)
母と、しわだらけの子供の手だ。

報道写真というと、どうしても「真実の報道」
=世界の知られざる悲惨な状況=内戦&天災&貧困&飢餓となり、
目を覆いたくなるような写真が多くなる。
この写真は直接的な悲惨さこそ写していないが、
他のどの写真よりもズンときた。

プリントサイズは駅張りのポスターぐらいあるだろうか、
絵画的な美しさのある作品だったが、
家に帰ってからコンピュータ上でモノクロにしてみたが、
作品の世界が変わらないことに驚いた。

撮影場所はアフリカ、ニジェール西部、
外務省のHPでは危険につき渡航延期を勧めているエリア。
撮影者はフィンバー・オライリー(カナダ/ロイター)の記者だ。

★★(この写真1点でも価値アリ)